

久留米大学・兵庫医科大学 鈴木英佑さん(県立横須賀高校)
高校三年生の夏、僕は理学療法士から医師へと志望を変更しました。当時、受験生として勉強していたのは、英語・数学IA・IIB・物理Iのみでした。それまで高校生活をバトミントンに重きをおいてきた僕は、化学IIはおろか化学Iすら履修せず、いうまでもなく、数IIIC・物理IIも履修していませんでした。
他方、経済面では、家計のことを考えると、医学部に進むには国公立を目指すほかなく、センター試験で勝負するしかなかったのです。それゆえ、高三の夏から国語、化学Iをゼロからスタートしたのです。結果は、足切りをくらい浪人決定となりました。
数IIIC・物II・化学IIをゼロからスタートするからには、大手予備校では皆に追いついてはいけないし、そればかりかよく指導してもらえないのです。そこで環境がよく、勉強の遅れた僕でも指導していただけるPM横浜で学ばせてもらうことに決めました。しかもPM横浜は僕にB特待生制度を取らせてくれました。
僕は、前期はNAクラスにいました。が、周りの高いレベルについていけず、予習、復習もうまくできず、酷い状態でした。RT(レギュラーテスト)もずっと下位にありました。そんな状態から脱せられたのは、週二コマの数学の個別指導でした。数IIICを「∞とは何か」ということも分からず、本当にゼロからのスタートでした。この個別指導で学べたことは、「数学はできる人が解ける」という思い込みから、「数学はやっている人が解ける」というパラダイム・シフトができたということです。このおかげで数IIIへのモチベーションも上がり、数学が苦にならなくなりました。
後期からはBクラスに移り、レベルの面から見ても、自分にあった環境でした。効率よく、また心機一転して勉強に臨めて大変毎日が充実しました。勉強するにあたっては、背伸びは不要です。またどんなバカらしい質問でも、わからないならすることです。「聞くは一時の恥。聞かぬは一生浪人」です。
上田先生からは英語の真髄を、小泉先生からは数学だけでなく、僕の担任になってくださり手厚いサポートを、浦上先生からは化学の面白さを、山崎先生から受かるための物理のポイントを、阿部先生からは文系科目すべての勉強指導を、頂きました。しかし、僕自身も先生方に甘えてばかりいず、人にいえないくらいの努力はしました。毎日8時45分〜22時まで、みっちり勉強してきました。自分に甘えないのも大切です。またそう考えさせてくれるだけの環境がPM横浜にはありました。
たとえばPM横浜での、医学部修学資金貸与制度に経済的に支えられ、一方、校長や先生方に励まされ、精神的にも支えていただきました。また一年間毎日共にした大切な友人たちにも支えられました。家族はいうまでもなく、みなに感謝しています。ありがとうございました。
これから受験生活を始めるみなさんには、ただ他者から支えられるのではなく、時に、自分の成長のためにも、ライバルや友人など他者を支えていってほしいです。成長するために僕は自身にいつも問うていました。自分のために、他者のために、「右と左どっちを選ぶ。今、自分にとってのべストを選んでいるか」。この言葉はバトミントン界の言葉ですが、人生や受験にも通じることです。
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