医師よ 花咲け
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東海大学医学部医学科  宗像ちひろ(兵庫県立大学 社会人)

 私は1997年に看護大学を卒業後、看護師や養護教諭を経験し、その後、ブラジル留学と自らの出産を機に助産師の資格を取得し、産婦人科勤務をしてまいりました。しかし、近年急激に広がった産婦人科医師不足により勤務先の病院も分娩中止となり、それまで描いていた助産院開業という夢の実現がさらに厳しくなる中、理想のお産を仲間の助産師と共に行うには、自分が医師になるしかないと思い、2008年8月にそれまでの勤務先を退職し、受験勉強一本に集中しました。
 医学部再受験者に関しては、理工系などの出身でない限り、医学部編入は狭き門であるという話や、編入試験だけではなく一般受験を狙って準備をする方がチャンスがある、という話を耳にしていたため、当初は一般受験対策をベースにしていました。その年は他の予備校にも通い、10月からPM横浜の個別授業のみ受講しました。翌年の2009年4月からPM横浜の本科生として、授業料免除を利用しながら通わせていただきました。しかし、大学受験をしたのは15年前で、物理もほぼ0からのスタート。そして33歳の子持ち予備校生は、他のクラスメートのように、PM横浜の利点である夜10時まで勉強に集中できる環境にはなく、授業が終われば子どもの迎えなどで時間に追われ、予備校の授業は復習中心にこなしていく毎日でした。特に数学と物理には時間がかかりましたし、英語も偏差値にばらつきがありました。本科の授業を中心に、毎週行われるRTテスト対策と復習をこなし、わからないことは授業以外の時間に先生に質問するという形に加え、経済的に余裕がないために物理のみ、ポイントポイントで、個別授業をとりました。いくら年齢がいっている受験生といえども、このように日々、PM横浜の方針である「重ね塗り方式」で鍛えられたおかげで、偏差値もPM横浜の二年目になってからようやく伸びてきました。
 東海大学編入に関しては、私のような医療系出身の受験者にはかなり厳しいという話を聞いておりましたし、一次試験を通過しても、二次試験も難関であることから、それなりに準備をしないといけないとは思っていました。しかし家庭の事情で日曜日の対策授業には参加することができなかった為、2010年4月から上田先生の英語の個別授業を週に2時間取りました。適正試験対策には夏期の東海対策授業に参加し、さらに自分では解けない問題や不明点を個別授業で先生に質問するという形をとりました。特にグラフ問題は問題のひっかけにはまりやすく、問題の意図を理解できないことが多かったため、重点的に確認をしました。いかに短時間に答えを出すかという解法を担当の先生に教えていただいたことは大変役立ちましたし、また、わからない問題は後回しにするといった見極めも東海大学の編入試験では特に要求されることから、PM横浜で行われた答案練習会(答練)も、役に立ったと思います。
 今年は一次の適正試験が私にとっては大変難しかった為、自分が一次試験を通過したことに驚きました。集団討論と個別面接で審査される二次試験の対策には、討論の講座に夏から参加したことで、一次試験通過後は面接対策に集中することができました。自己PRを先生方に何度も確認していただいたことで、本番にはそれなりに落ち着いて臨むことができました。また、本番の討論のチームにはPM横浜の仲間が私を含めて3人いました。全体の雰囲気がよく、まとまりやすいチームであったことで、すごく助けられたと思います。
 この二年間の受験生活では、PM横浜を受験勉強のペースメーカーとして利用させていただけたことや、自分自身も15年前の高校時代にやり残した勉強だと言い聞かせながらも、気持ちが緩んだ時には「自分との戦いだ」とPMの先生方におっしゃっていただいたことで、自身のモチベーションをキープすることができました。受験勉強からのブランクや子育てと両立しなければならないなど、逆境にある中も、ある意味では恵まれた環境の中で、とりあえず諦めないで日々PM横浜の出す課題に取り組んだことによって、今回、無事に東海大学編入試験に合格することができたのだと確信している次第です。いつも指導していただいた先生方、そして家族を含め周囲の友人からの励ましも大きかったと思います。本当にありがとうございました。

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